2009年6月13日
今日も今日とてチラシのお願い。
早めに着いて、高座のしつらえをお手伝い。
「じょいふる寄席」は、亡くなった吉朝さんがお世話されてた会で、世話人さん達はご高齢。
なれど地域の為にと一所懸命、今は雀松さんに引き継がれて開催。
毎回お手伝いに上りたいところですが、なかなか伺えないでいます。
チラシお願いのときにこうして来るのもなんだか申し訳ない気も・・・。
でも手伝わないよりいいよね!と腕まくり。
桂 ちょうば 「遊山舟」
桂 しん吉 「雨乞い源兵衛」
桂 雀松 「盗人の仲裁」
あ、今日も「遊山舟」。
演者が違うと頭に描く絵も変わる、落語の醍醐味。
やる気がないよな喋り方、それがまたプっと笑えるちょうばさん。
しん吉さんは電車のマクラ。
ブログにあるトワイライトエクスプレスでのお仕事を細かく描写。
そのマニアックぶりがケッサクなのです。
だんだんエキサイトしていくにつれ、ちょっと置いてきぼり感、「ついてきてます?」。
雀松さんのやんわりまろやかな声と、時折ピリッと効いた皮肉が「ザ・噺家」。
マクラは先に出た雨の噺を引き継いで、お天気のウンチク。
説明も長くなく二度も言わない、きちんとわかるように選ばれた言葉が配置。
これですよね~、あ~キレイ。
登場人物の痴話げんかが聴かせどころ、盗人の話でも後味いい。
好きな噺を雀松さんで聴く、疲れを忘れます。