2009年 8月26日
仕事が休みなので、朝から
「講談!ニッポン偉人伝」の会場へ行って高座の設営。
友人のニャオ子さんも手伝ってくれたので随分早く終われて助かった~。
駐車違反の切符をきられるまえにそそくさと作業を終えて、近くの蕎麦屋さんで昼食。
と、ゲストの福井氏から電話。
最後の確認のため、今から宇治へ戻って会うことに。
8月28日の講談会では、福井氏の御計らいで
①来場時にお客様へ冷たいお茶を振舞う
抹茶にする葉の部分を取り除いたあとの葉脈(茎ではない)のみを集めたもので、
市販されていません。
煎茶と違い、揉んでいないので抽出に時間がかかりますが、味はとても良いそうです。
②交流会参加の方には、食後に福井氏のたてたお抹茶を供する
自家製の管理が行き届いた茶葉をひきたてでご持参くださいます。
③交流会で、白ご飯へ「てん茶(抹茶に囲う前の茶葉)」を振りかけて供する
これも非売品!ほんのりとした香りを楽しんでください。
・・・ということで、お茶好きの方は楽しみになさってください!
前回うかがったときには、製茶場を拝見しましたが今日は冷蔵室を見せていただけました。
冷蔵室は年中4~5℃に保たれ、光も入りません。
昔は地下や蔵に大切に保存されていたそうです。
「先輩、新茶・新茶っていうけど、その他のは何なんですか?」
「新茶は『今年摘んだ茶が出来ましたよ』っていうもんで、摘んだ時期は一緒」
「そしたら、ワインのボジョレー・ヌーボーみたいなもんですね」
「そうそう。茶道の世界で新茶てゆうたら10月やもん。
摘んですぐ加工した抹茶より、熟成がすすんだ秋がほんまは一番美味しいねん」
「へーーー!!」
ニャオ子さんとかっぽれは、ただ目をパチクリ。
宇治市民でも宇治茶のことには無知に近いことがわかりました。
最近ブームの洋菓子店にも、工場内の石臼でひいた抹茶を特注で提供することもあるそうです。
飾ってあるのかと思うようなガラスケースに、ずらっと並んだ石臼がありました。
他にも、農園のこと等色々訊いたのですが、それは当日のお楽しみに!