2011年 10月3日
18:00PM開演は京都市内でも結構ツラい・・・17:00PMに会社をダッシュ。
間に合うかな?と心配したけど開演前に到着、しかも席は前列中央がポツンと空いていた。
京都は、京都駅を境にして北へ行くと急に冷え、さらに御所から北もいちだんと冷える。
大徳寺は御所のまだ北西、寒がりなので薄もの4枚重ね着、マフラーまでして丁度良かった。
桂 鯛介 「東の旅発端」
桂 こごろう 「ちりとてちん」
桂 塩鯛 「阿弥陀池」
~中 入~
桂 塩鯛 「はてなの茶碗」
鯛介さんは初舞台とは他の演者さんどなたもおっしゃらなかったけれども、
ご両親が見えていたそうで、ほぼそんな感じなのかも。
噛んだり飛んだりたくさんしてはったけど、不思議と心配にならないで聴けた。
というのも、焦らずに少し戻ったり思い出すまで繰り返したり、稽古通り素直にやってはったから。
風体も愛嬌があるので、可愛がってもらって頑張りはることでしょう。
こごろうさんは、先ほどの鯛介さんが見習いのそのまた見習いくらいであることや
ご自身の失敗や体験も交えながらフォローや激励を。
下手できく鯛介さんは嬉しいやろな、大先輩にフォローしてもろて。
ご存じ・関西のオバチャンの口癖マクラでものすごい量の笑い声にお座敷がひっくり返る。
本編はお客さんを手玉にとるがごとく、笑いころがしていた。
塩鯛師、「落語を難しゅう聴かんと落とし噺ですから、笑って聴いて下さい」。
お客さんが落語初心者なんでしょうね。
でも、普通にやって普通にドカンドカンと笑いが起こる、これスゴイことですよ。
「阿弥陀池」も「はてなの茶碗」も、特に変わった趣向を入れることなく
人間味で、その人がしゃべったことが妙味をもたす、落語の究極の姿かもしれないね。
お土産のお寿司(美味ーー!!)と、抽選会で当たったお酒♪