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2008年 2月9日 その③オオタスセリ独演会
雪で20分以上遅れた車両に乗っていたトキさんと、雪道でモタモタ遅れたかっぽれが、 ほぼ同時に神戸に到着してベリーナイス。 1時すぎに地下街でミニ釜めし&小うどんセットの昼食、あったまった~。 2時開演なので大急ぎでホールに向う。 地上の風景は「神戸やなあ~」、建物は丸や三角のモザイク的モチーフ、ステンドグラスのイメージだろうか・・・大阪にも京都にも無い雰囲気やなあ。 ↓新刊の「デカい女」にサインをするオオタスセリ嬢 写真掲載OKいただきました オオタスセリさんを知ってる人、薦められてきた人、知らない人・・・色んな人で会場は満員! 神戸でもめずらしいという雪の日に、来てくださった人にお礼をまず言うスセリさん。 「私ですら、ホテルから出たくないって思ったのに、まぁ~ホントに遠くからねぇ」で爆笑。 90分のステージが始まった途端、スセリワールドにはまるお客さんの笑い声が楽しい。 「悪夢」、「骨董品店」などシュールで大好き。 「選挙演説」やお局コントも最高~! お客さんの笑い声が次第に大きくなって、しまいにははじけんばかり。 何度も見ているコントだけれども、テーマがはっきりしているのと共感できるのとで飽きない。 なにげなく「おもしろいよ~」とチラシをコピーして色んな人に渡していたが、そのうちの一人が さらにお友達を連れてきてくれた。 別に得するわけでもないけど、おもしろいって信じて来てくれたんだと思うと嬉しい。 唄になって、声の七変化も笑える。 「私の友達」、「キッチン・ドリンク」、「ストーカーと呼ばないで」他々。 アンケートにものすごく書き込みしている友人、スッゴク面白かったんだって! ● ● ● ● ● ● ● 休憩が少しあって、主催者の方とスセリさんでマルセ太郎さん追善トークショー。 「文忌」とは「モンキ」と読むそうで、猿の形態模写で一躍有名になったマルセさんに寄せて 永六輔さんがつけたそうです。 あまりよく知らない芸人さんでしたが、晩年とりくんでおられた「スクリーンのない映画館」の 「生きる」や「泥の川」が5分程づつダイジェストで流されたのを観て「ああ、こんな人がいたのか・・・」と驚きました。 マルセさんが感動した映画を一人舞台で観客に話して聴かせるという芸ですが、無駄な言葉や動きが全く無く、簡潔でありながら緻密であり、演技を超えた魂の焔がみえるようでした。 マルセさんのお嬢さんがゲストにみえていましたが、最後まで貫かれたお父さんの生き様、 家族・仲間・お客さんへの愛情、芸=生きることの喜びを聞かせていただき感動しました。 色紙を拝見、「記憶は弱者にあり」と書かれてあり、意味を噛みしめ噛みしめ会場を後に。 ↓マルセ太郎さん追善トークショーに掲げられた写真 2時に始まった独演会、終わったら5時半・・・またまた急いでJRに飛び乗り、大阪天満宮駅へ。 JRって高いから全く使わなかったけど、さすがにアクセスは抜群だし早いね~。 6時にはじまるお鍋パーティに15分遅れで到着。 キーストーンさんの友達が集う会なので、トキさんとかっぽれはマスター以外初対面。 な、ことはカンケーナシにガンガン飲み食べる。 人というもんは面白いもんですねぇ、今日みてきた宮武外骨・マルセ太郎・オオタスセリ・・・ それにかかわる人も全て。 今日はたくさん観て聴いて考えて泣いて笑ったなあ。 こういうの、充実っていいますよね・・・忙しかったけど。 ↓キーストーンさんによる、宮崎地鶏の鍋
by kapporeblog
| 2008-02-09 12:27
| かっぽれの右往左往
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