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2009年 6月2日
茶摘みの日当をいただきに、福文製茶場さんへ行きました。 ついでに工場内を見学させてもらいます。 こちらの若旦那である福井景一氏↑は福文製茶場の四代目、 「茶審査技術競技大会」2009年京都大会・個人の部チャンピオンになられたそう。 名だたる京都の茶園・葉茶屋さんから参加する100名ほどの猛者の中、すごいわー! 摘まれたお茶の葉を100℃で30秒ほどの蒸しにかけ、空気で吹き上げられて 縦に長い長い蚊帳のようなところをヒラヒラと水分を飛ばしながら落ちてくる。 その後、さらに200℃程の「ほい炉」で乾燥、茎と葉に選別。 こちらでは葉は抹茶に、茎はほうじ茶にされます。 大きいところは最新設備ですが、ここの工場や機械は宇治で一、二を争うほど古く、 乾燥する炉もレンガ造りで茶の乾き具合は職人さんの手と目と鼻でみて取り出されます。 数々の手間を経て、あとは挽くだけになった茶葉を食べさせてもらいました。 噛めばかむほど、じんわりと旨み甘み香りが出てきます。 玉露や煎茶といったお湯でエキスを出して飲むお茶は、葉を揉んで作るので工程が違う他、 抹茶と煎茶の歴史もまた違う文化だそうで、次回「講談!ニッポン偉人伝」でゲストとして 福井さんにじっくりお話を聴く予定です! 挽く前まで仕上がった葉の保管場所。 他所の茶園から製茶のみ依頼されることも・・・。 この四角い木箱は「茶櫃」といって内側がブリキ張りになっています。 明治頃、宇治の製茶業者により「茶櫃」が開発されてから 日本全国に宇治のお茶が一気に流通するようになったんだとか。 んじゃ、その前って何やったんですか? 「その前は茶壺やってん。重いし、どうしても湿気るし。」 は~、「茶壷におわれてとっぴんしゃん・・・」のネ! お茶の品種とか、産地、その他・・・茶処・宇治に居ながらウッカリしているお話も多く、 講談会を開催してなかったら一生見なかったかもしれない工場も拝見。 是非、みなさんにも色々知ってお茶を楽しんでもらいたいです。 次回予定:「講談!ニッポン偉人伝」は、2009年8月28日(木)18:45~です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 尚、福井さんより、希望があれば8/28の昼間に 小・中学生&保護者向け「茶香服(ちゃかぶき)と宇治茶の歴史のおはなし会」を 開催してもいいよとおっしゃてますので、7月くらいから 「講談!ニッポン偉人伝」と一緒に、このブログ内でお知らせしていきます。 「茶香服(ちゃかぶき)」とは、数種類のお茶を飲み比べて品種を当てるゲームで、 作法、品種の知識はまったく必要ありません。 嗅覚と味覚だけでお茶を感じる、南北朝時代からの文化人の遊びです。 どこからも補助や予算が出ないことなので、材料実費(千円以下、未定)だし、 片付けのお手伝いなどやってもらいたいです。 そんなんでも「行こうかな」という方は、是非早めにコメント下さいませ。 10名以上集まらなければ開催いたしません。
by kapporeblog
| 2009-06-02 22:12
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