2009年 7月10日
東寺のガラクタ市へ行った先日の日曜、南森町の
居酒屋「てんま はなや」フクダ氏のはからいで
多田敏捷(としかつ)
先生にお目にかかることができた。
かっぽれは古いもの好き程度で骨董については無知だが、多田先生は丁寧で親切なお話し。
先生は、幕末維新史研究家としてのお顔もあり、
埋もれた骨董品からものすごい歴史的価値のあるものを今までに多く発掘されている。
その価値の高さと、発掘・発見量の多さからも先生の深い知識と洞察力と、加えて行動力が慮る。
思えば、骨董と歴史は表裏一体であるから、講談と相性が悪いわけがない。
本日お電話で再度お願いと確認をし、
8月の第6回のあと
「第7回 講談!ニッポン偉人伝」のゲストに何とかお越しいただけそうだ。
決まり次第アップの予定!
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骨董には色々ジャンルがあるそうで、
(自称:多田先生の弟子)↑フクダ氏は主に食器類や玩具類(紙とか、ブリキの細分類あり)、
フクスケにまつわるものを蒐集。
店内壁に飾られた絵や道具類は、多田先生から求めたものも多いそう。
さすが保管状態は一級品または準ずるものばかり。
かっぽれの子供時分にもかろうじてあったようなメンコ(ベッタン)も、50円~数千円で様々。
玩具には、「子供を喜ばせよう、びっくりさせよう」という夢がつまっている。
小さな紙片に印刷された3色刷りの拙い絵も、飽きずに眺めて真似て書いたりしたものだ。
「てんま はなや」の書棚には、そんな骨董の実物もあれば、多田先生著の玩具図鑑、
もちろん落語・演芸関係の本などがいっぱい。
是非お店で美味しい酒と肴、店主のウンチクとともにご覧あれ。
↑写真は、ある日の はなやランチ(¥800-)