2009年 8月20日
今井克紀 仕舞 「芦刈」 キリ
笑福亭 智之介 「千早ふる」
林家 そめすけ 「看板の一」
桂 春雨 「五両残し」
笑福亭 仁智 「恐怖の民宿 百物語」
仁智さんの開演の挨拶。
「痩せましてねー、別に薬やってませんけど。髪の毛も切ってねー、証拠隠滅違いますよ」
いつも時事マクラでさらっと笑わせる、そこがカッコイイ。
そめすけさんのは、おやっさんが江戸者の設定でかわってる。
お得意のモノマネは仁鶴さんとオール阪神さん、めっちゃ面白い。
春雨さんの噺は初めて聴くもので、筋は単純なれどお妾さんの演じ方が色っぽく、
さりとてくどくなくて面白かった。
お着物はどこをとっても全く隙のない着こなし。
仁智さんのは、会場の照明を全部落として、ロウソク形の小さなライトを見台に置いて。
チラチラと光が揺れて怖いねんけど、でもロウソク形のライトが妙にアホらしくて
なんやようわからん可笑しさ。
怖がりのかっぽれは、目をつぶって聴いていたら時折「キャー!!」と悲鳴が。
コワおもろい落語でした。