2009年 9月13日
意味不明なタイトルでしょー?
居酒屋「虎武士」でやってはった落語会が、急遽場所変更になり、
文化財指定建築「寺西家」で開催…ということです。
以上、関東方面向けの解説でした。
昨日涼しかったので、無性に着物着たくなる。
が、今日はカンカン照りで暑いくらい。
とはいえ、もう9月。
白襟を出して、秋草の柄の麻浴衣を単衣風に着る。
帯は締めやすい草木染の紬地、袋名古屋。
帯締めをどうしようか迷って、白黒のかきっとしたのを締めたら案外はまった。
着物が麻の生成り色に藍染の小紋柄、
帯はサーモンピンクから藍色への和風なレインボーカラーともいうべきグラデーションで
どっちもボンヤリっちゃボンヤリな印象。
置いてみて初めて「イケそうやん」というコーディネートの驚きと楽しさ。
・・・写真?忘れたんじゃ~これが
桂 文太 「開口0番」
桂 三四郎 「道具屋」
桂 文太 「茶目八」
旭堂 南海 「直江兼継」
桂 文太 「軒付け」
開演前、外で写真を撮ってると
↑ 前から南海さんが。
「かっぽれさーん、寺西家ってどこ~?」
「ここです!ここ!!」
と、真横を指差しました。
芸は男前ですが、普段はけっこうツッコミどころもある 南海師匠です。
三四郎くんは、センスあって古い前座噺が新鮮に聴けるんですわ。
別にそんなにいじってない・・・どころかキッチリ古典なのに。
この人、面白い、ええわ!
文太師匠は合間の「ウソですよ~、ウソですからね~」な、相変わらずのフラは最高。
「茶目八」の軽さがほんまに可笑しくて咳が出るくらい笑いましたわ。
「軒付け」のてんさん、これは「三味線が好きやけどめっちゃ下手くそ」ということで、
かっぽれは自分のキャラとして紫文師匠のホームページに書き込むときに
ハンドルネームに使用している愛着あるキャラクターです。
文太師匠の表現が独特で、すごい実感あるんです、三味線を空振りする音が。
南海さんも落語に挟まってるので、かなり笑かしにかかってはったな~。
講談で、「直江兼継」で、なんで爆笑になるのか・・・
南海さんならでは?至芸ですな。