2010年 10月17日
かっぽれ:画
かっぽれは絵描き虫だった。
小・中・高と、授業中はほとんど落書き、教科書のはしっこに。
で、放課後は美術室へ飛んでって、油絵だの水彩だの切り絵だの
中学じゃ美術部の先生の言うことなんか全くきかず、計画無視で描きたいだけ描いたクラブ活動。
結局、製作計画はいちばん作品量を仕上げるかっぽれの主導みたいになって
みんなが引きずられて同じテーマをやるという感じ。
絵を描くのが目的の部員ばかりやなかったけど、随分身勝手にやらせてもらってた。
きっとみんな不満あったやろな~、でもそんなこと目にも耳にも入らないくらい没頭してたから。
帰宅したらしたで、宿題よか先にテレビ観ながら絵を描く。
当然、予習復習なんかしたことないしね!
高校の時、文化祭に出品した油絵をどうしても売ってくれというおじさんが居て
「ものを売り買いする場所じゃないですから!」と先生が断ってるのを横目で見てた。
結局 「画材代に」 とカンパの形で受取り、絵を差し上げるという・・・
全く美味しくない条件ではあったけど、うれし恥ずかしの出来事だった。
↑この画像は20歳頃の、頼まれて描いたイラスト・・・遊びですね。
売るために描いたのは、年賀状の挿絵、宣伝用ポスター。
どっかの会社のカタログ表紙もあったかな?
絵そのものも、たまに買ってくれる人がいた。
ほんとは絵の仕事をしたかったけど、中学生までバス(電車は高校で初めて)に
一人で乗ったこともないすっごい世間知らずやったんで、どうしたらプロになれるかなんて
考えたこともなかったんだなぁ~。
1回だけ勇気出して美術雑誌に絵の投稿もしたけど、送ったその月に廃刊になって・・・。
素人絵描きの、ちょこっとした思い出話。
にほんブログ村