2010年 11月7日
トキさんを誘って、箕面まで南海さんの追っかけー!
この会を企画された箕面の職員さん(この日は会えなかった)と旧知の仲で
伝統芸・大衆芸能に知識豊富なその方にかっぽれは色々お世話になっています。
本日も、地元の方対象の講座ながらお邪魔できたのはそういうわけです。
淀屋橋から地下鉄に乗って千里中央へ。
そこから急行バスで15分くらい・・・街路樹や遠くの山が紅葉の兆し。
旭堂南海さんによる、一時間半にわたる萱野三平伝。
前・後半に分けて一度休憩が入ったが、初めは持ってゆかれなかったチラシが
中入にたくさん持ち帰る方がいらっしゃって、ファンとしてかっぽれもうれしかったです。
浅野内匠頭が刃傷に及んだその日のうちに切腹申し渡し、事情を知らない家臣たち。
その中でとくに冷静沈着であったとされる萱野三平の逸話。
もっとも厳しいとされる箱根の関で、時刻前に門を開けさせた一件など手に汗握る物語。
口演後の南海さん、一服のワンシーン。 男前~。
職員の方にご案内いただいて、史跡「萱野三平邸」を拝見。
観覧無料だそうですが、17時に閉門でこの日は間に合いませんでした。
ご当地出身の赤穂浪士として、たくさんの史跡や所縁の品が残っています。
討ち入りには参加せず、自刃してしまったのにもかかわらず史跡が多いのは
父が代官で地元の名士であったことや、三平が優れた句を読んだ文化人であったこと
歌舞伎が空前のヒットをしたことなどがある・・・と南海さん。
この立て看板にもそのようなことが克明にありますが、講釈では物語に花を添えんがため
地主の娘を嫁にもらうことになり、事情を言えない身の上「もはやこれまで」と
自刃したことになっているそう。
「そういった意味では、歌舞伎はさらに女性をからめてるんやね~」と南海さん。
遠方より参加のトキさんとかっぽれは役得、南海さんと帰りの電車をご一緒したよ~ん。