2015年 3月25日
前日の冬に戻ったかのような冷え込みが、尾を引くものの快晴。
朝からお彼岸の中日に行けなかった墓参をし、
さっぱりした気分で外出。
15:30開演、18:20終演という程よい加減のプログラムなので
「ちょっとお出かけ」の軽やかさが良いです。
一、弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
浜松屋見世先より稲瀬川勢揃いまで
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弁天小僧菊之助 | 尾上 松 也 |
南郷力丸 | 坂東 巳之助 |
忠信利平 | 中村 隼 人 |
浜松屋伜宗之助 | 中村 米 吉 |
浜松屋幸兵衛 | 嵐 橘三郎 |
鳶頭清次 | 中村 種之助 |
赤星十三郎 | 尾上 右 近 |
日本駄右衛門 | 中村 歌 昇 |
二、闇梅百物語(やみのうめひゃくものがたり)
大名邸広間の場
葛西領源兵衛堀の場
廓裏田圃の場
枯野原の場
庭中花盛りの場
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骸骨/読売 | 中村 種之助 |
小姓白梅/雪女郎 | 尾上 右 近 |
新造 | 中村 米 吉 |
河童 | 中村 隼 人 |
傘一本足 | 坂東 巳之助 |
狸 | 中村 歌 昇 |
大内義弘 | 尾上 松 也 |
母がこのところ、尾上松也丈を見たがっていたので
うまいぐあいに最前列もとれ、南座で近いし、お天気もいいし
最高に楽しい一日になったかと。
弁天娘・・・は、役者さんの女から男へ変わる芝居ならではの楽しさ。
五人男のずらり並んだ華やかさはワクワクするものだし
百物語のほうは、さまざまな妖怪、真っ暗な舞台に光る骸骨の愉快な踊りと
転じて花がいっぱいの舞台を読売に化けた狐のかっぽれ、
正体が明るみに出たあとの立ち回りも迫力ありつつ、
軽やかな身のこなしにウットリと。
春の花見のちょっと早い目、芝居で花を満喫してまいりました。
高瀬川の桜も、ちらほら開きかけ・・・間もなく満開でしょう。