2005年 7月14日
前回2月の「艶芸サロン」「江戸名物~」開催直前、ふと立ち上がろうとした拍子に左足首に激痛が走ってそのまま入院、応急手術し、なんとか無事開催にこぎつけたものの、その後再入院と本手術。
長年痛むなとは思っていたけれど、関節の粘膜やなんかが炎症を通り越して組織がもうズタボロになっていたようです。
その影響が骨にまで及んで、今回は膝から一部骨を移植するという大手術になってしまい、覚めやらぬ演芸会開催の余韻をひきずりつつ4月~5月はベッド暮らしをしていました。
そこへ、紫文師匠から電話が。
「7月、神戸にいくんだけどさ~、何か出来ない?」
私は足を固定して毎日車椅子&リハビリの病院住まいである。
「わかりましたあ、なんかやりましょう」
・・・やるんかい!?思わず自分でボケツッコミ。
早速病院から携帯電話で会場押さえ、スタッフへお願い、企画考えて・・・忙しい入院ライフでした。
7/14はちょうど祇園祭だし、お客さんに山や鉾が壮麗な姿も観て欲しい、コンチキチンとお囃子が響く京都を散策しながら会場入りしていただこ!
当日はカンカン照りの蒸し暑~~い!、いかにも京都の夏でした。
一歩会場のちおん舎さんに入ると、打ち水やすだれ越しの風が別世界のように心地よく、街のど真ん中という立地にもかかわらず、落ち着いた風情です。
スタッフもみんなで浴衣着たりしてお出迎え、お客様も着物割合が高く、お座敷の雰囲気でスッゴク素敵な会になりました。
お客様には上方の噺家さん、JAZZトランペッター、作家さんなどがお見えになっておられました。
柳家紫文 「粋曲」 45分×2ステージ
実際は江戸の祭のウンチクやなんか交えながら、もっとたっぷり。
終演後も残っておられたお客さんやスタッフで、おしゃべりが延々と。
紫文師匠は本当にサービス精神に富んでおられますね。