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2008年 3月17日
仕事を終えて駅へダッシュ、風邪なのに走りすぎて淀屋橋まで咳がとまらなくなってしまった。 地下鉄に乗り換える前にウガイしてみたけどどうにもおさまらないんで なんば駅に着いてからのど飴購入し、持っていた風邪薬も空腹だけど飲んでおく。 おかげで落語の最中は鼻水もおさまってやれやれ。 ↑米左師ご自身で受付・・・4/22 桂 米左独演会も売り切れ間近!だそうです 桂 さん都 「みかん屋」 桂 米左 「ちりとてちん」 林家 うさぎ 「へっつい盗人」 笑福亭 鶴瓶 「回覧板」 桂 米左 「百年目」 さん都くんはテンポ良く軽めだったけど良い高座。 とぼけた味があって、振り売りの気楽さがホワホワと思わず笑いになって 駆け込みで来た私の肩の力をうまいこと抜かせてもらいました。 米左師のちりとてちんは初めて聴くかもしれない。 マクラは連ドラ、今噺家は「ちりとてちんバブル」といわれております・・・ 師独特、いつもの造語がとびだします。 上方の落語家は師匠の奥さんを「おかみさん」とは言わないし、自分の師匠を○○師匠と呼んだりしない、一番間違っているのは、一門が仲良すぎ!に大爆笑と拍手。 ツッコミ入れ倒しながら観てますけど、出演させてもろうてたら話は別、で大・大爆笑。 ちりとてちんを呑み込むまでの繁八のイヤミが、くどくなくて逆にリアルで笑える。 楽しい噺をそのまんま楽しいに聴かせてもらって、素直に笑う楽しさ。 うさぎさんは、淡々とした語り口調、力まない感じでさらっと。 「こうみえても国際結婚してます」に客席一斉に「へぇ~!」 出遭ったのはNOVA(うさぎだから?)、母はマザー・父はとうさんと教えられました・・・ プッ、ちょっと時期はずれだけど、なるほどネ。 カナダ人の奥様との晩御飯はキャンドルの下で焼き魚と煮物の晩御飯に笑う。 本編のほうは真夜中の盗人に全然罪悪感が無くて、ちょっとそれはどうかな~?と感じた。 笑わせながらも根底のモラルみたいなん残しておいて欲しい。 出囃子が長めにかかってアレ?この出囃子は~??と客席がふと高座に目を戻す頃、 サプライズゲストの登場。 この、出の間がいいですね~、さすが! 「米左がね、『百年目』する言うから聴かしてくれ~ゆうて。ほんで、せっかくやし何か喋らしてくれ~ゆうて急に頼んで。ちょうどこっち来てたんですよ、スピード違反の罰金払いに」 する~っと話しはじめて、もうすっかり場の空気が変わっている、掴んでいるのですね。 マクラは『私は貝になりたい』の撮影の話。 風邪ひいてたけど点滴受けて撮影頑張った、処置中にセリフの稽古していた時の看護婦さんとのスカタンなやりとりなど、すでに小噺として完成してる。 つい数日前のことを話しているだけなのに、可笑しいですね。 初めて聴いた私落語の「回覧板」、オチは想像できたけどやっぱり笑ってしまう。 人を笑わせるために生まれてきた方なんでしょうね。 少し急ぎ足になる「百年目」は時間の関係で。 器用さで流さずに要所に押さえが利いていて、客席が置いてきぼりにならず良かった。 番頭さんの几帳面さ、別の粋な顔、いざとなれば吹けば飛ぶような奉公人の立場など、人間のズルさ弱さを深く小難しく解釈する鑑賞方法もあるけど、この日の高座は素直に会場が湧いた。 会場全体で落語を落語らしく楽しめた。 さて鶴瓶さんは、この「百年目」を過日の「鶴瓶のらくだ」独演会のように、 「鶴瓶の百年目」として人間の業を深く表現するものにされるんでしょうか。 が、私はそれは観客に残しておいてほしいなと思います。 知らないで演じる 知って演じる 知ってから知らないように演じる その、もひとつ先に何かあるような・・・・そんな落語を聴きたいですね。
by kapporeblog
| 2008-03-17 23:03
| かっぽれの右往左往
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